印刷用紙は手積みではなく、必ず高積紙揃え機で専任担当者が作業しています。紙サイズの確認を行うと同時に、シワ・折れ・紙ぐせをチェックしてから印刷機へ。印刷機の用紙送りミスを防ぎます。
特色は自動インキ調色機で測定・数値管理をすることで、正確な色再現を可能にしています。
OKシート(刷り出し)は機長が濃度計を使って印刷濃度を測定。
チェックシートを運用しながら、複数で確認作業を行います。
OKシート(刷り出し)をCPC24イメージコントロールでスキャンし、印刷結果と基準値を比較しながら自動補正を行います。同一ロットの中で常に一定の色調を維持します。
500枚または1,000枚に1枚、機長が抜き取り検品を実施しています。濃度の変化だけでなく、汚れやピンホール等を防止するととも、刷了後のトレーサビリティに取り組んでいます。
用紙の四隅が折れていないか。反転の際にシワが出ていないか。全体の印刷位置が正しいか。これらをサブが検査します。また二枚差し防止装置等の検知器を組み合わせた検査も実施しています。
不良を出さないためにはメンテナンスが欠かせません。機長とサブの2人体制で毎日、毎週、毎月実施するメンテナンスが印刷機の良好なコンディションを維持しています。
中綴じラインの全ての鞍部分に位置決めカメラを設置。ズレがないか、異なるページが紛れ込んでいないか、乱丁や落丁などを自動検出します。また綴じ後の2ツ折り加工をインラインで行うことが可能です。
薄紙・超軽量紙では断裁前に紙を重ねた時のエア抜きが一般紙よりも難しく、わずかなズレや紙の不揃い、シワなどが発生します。ベテランの専任スタッフが細かく気を遣い、丁寧な作業で品質を保ちます。
通常の製本会社が嫌がる薄紙30g×16ページまでの折り・綴じを、常時加工しています。薄紙・超軽量紙の製本・中綴じ加工だけでもお受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。
入口は1ヶ所だけで天井も低いため、温度・湿度が管理しやすい環境になっています。工場内には専用エレベーターを設置し、刷り本を外気に触れることなく製品まで仕上げることができます。
RIP・出力機ともに最新のCTPシステムを導入しており、アウトラインPDFや1bit形式など、様々なご支給データに対応することが可能です。また約款等については製本部門と連携し、効率的な面付方法をご提案します。
印刷機とのカラーマッチングを行うことで、高い印刷品質を実現。約款等の頁物については、製本部門との密な連携が効率的かつリスクの低い面付を可能にしています。